- 研究所トップ
- ブログ
ブログ 徒然日記
次へ>> |
「扶桑国」はどこにあったか?~古代日本と環太平洋文化圏~[徒然日記]
投稿日時:2019/03/06(水) 22:50
「扶桑国」はどこにあったか?~古代日本と環太平洋文化圏~
講師 古代史研究家 谷本 茂
扶桑(ふそう)は現代では日本の別称であったとされていますが、元々の古代世界では「扶桑」は日本を指す地名ではありませんでした。中国の正史『梁書』に記載された「扶桑国」とはどこだったのか?従来は「フェイク情報」として研究者から軽視されてきた古代の日本列島周辺の国々を、歴史地理学の新しい方法と視点から、環太平洋文化圏の一環として見直し、日本古代史における意味と価値を考察します。
受講者の皆様と共に考える講座にしたいと思います。従来説とは全く異なる古代史像に触れる機会となれば幸いです。
日程
○ | 2019/04/09(火) | 古代(前3世紀~7世紀)の日本列島周辺の国々(概要) |
---|---|---|
○ | 2019/05/14(火) | 「魏志倭人伝」と南アメリカ大陸の国々 |
○ | 2019/06/11(火) | 壁画古墳と「海賊」の関係 |
○ | 2019/07/09(火) | 「扶桑国」は「フェイク情報」か?/「扶桑」をめぐる従来説の紹介 |
○ | 2019/07/30(火) | 「扶桑国」はどこにあったか?/新しい視点から探る |
○ | 2019/09/10(火) | 古代の東アジアと環太平洋文化圏の交流 |
持ち物
■筆記用具
■資料は講師が準備します(資料代は無料)
備考
■講演1.5時間+Q&A 0.5時間:合計2時間以内。
◇8月はお休みで7月が2回です。7/9、7/30(第5週目)
8/29、「安保法制関連法案」&「特定秘密保護法」反対第2弾兵庫パレードに参加した。[徒然日記]
投稿日時:2015/08/30(日) 15:36
昨日の8月29日、「安保法制関連法案」&「特定秘密保護法」反対第2弾兵庫パレードに参加してきた。このような政治集会に、自主的に参加するのは、何年振りだろうか。この行動には、6000人が参加と「赤旗」が報じていた。会場では、昔の仲間・先輩にも、多数会うことができて、みんな、元気で頑張っているなって、思った。
「安保法制関連法案」&「特定秘密保護法」反対第2弾兵庫パレード。29日午後4時、三宮東遊園地噴水広場。主催=兵庫県弁護士会
『赤旗』2015年8月30日(日)から転載しました。
戦争法案 芸能人も異議
“70年戦死なし すごい”“止めないと絶対だめ”
テレビ番組やツイートで
安保関連法案や戦争に対し、芸能人からの勇気ある発言が広がっています。
俳優の渡辺謙さんは28日のツイートで「国会での答弁から見えてきた、政府の定見なき推測だけで武器弾薬を携えて彼ら(自衛官)を任地に向かわせる。未来のない戦いを強いられた栗林中将と何ら変わりがない気がしてならない」と書いています。栗林中将とは、映画「硫黄島からの手紙」で渡辺さんが演じた役です。
1日には「一人も兵士が戦死しないで70年を過ごしてきたこの国」「(憲法は)世界に誇れると思う、戦争はしないんだと!」「ポケットに忍ばせた拳や石ころよりも最大の抑止力は友人であることだ」と書き込んでいます。
若者の行動共感
フジテレビ系日曜午前の「ワイドナショー」では9日、SMAPの中居正広さんがシールズなど若者の活動に触れて、「なんか動かなければこれ通ってしまうぞっていうような意識を持っていることは、すごくいい」と発言。他の出演者の「法案反対論は平和ボケ」との発言に「この70年間、日本人って戦地で死んでない。これやっぱりすごいことだと思う」と反論しました。
7月19日放送ではシンガー・ソングライターの長渕剛さんが「どんな時代でも戦争に行くのは子どもたちだ」「それぞれの人が(略)戦争をしないように訴えるべきだ」と語りました。
落語家・タレントの笑福亭鶴瓶さんは8月8日の東海テレビ番組で「あの法律も含め、いまの政府がああいう方向に行ってしまうっていうのは、止めないと絶対だめ」。対談相手の女優・樹木希林さんも「70年も戦争をしないですんだのは、あれ(憲法9条)があるから」と応じました。
アピールに賛同
女優の竹下景子さんは、愛知ゆかりの市民による「安保法案反対アピール」(25日発表)に名を連ね、「日本が戦争する国になれば、被害者であるのと同時に加害者にも成らざるを得ません」「法案に強く反対します」と談話を寄せました。
アイドルグループSPEEDの今井絵理子さんは終戦記念日の15日に「体験者が語る戦争の怖さ、苦しみ、悲しみ。目の前で仲間が死んでいく、我が子が戦地にいく、その想(おも)いを想像するとわたしは生きていけない」「今の日本の流れを拝見すると、どこかプチ戦争なら賛成! みたいに見えるのはわたしだけでしょうか?」とツイート。
タレントのSHELLYさんは、衆院委員会強行採決の7月15日に、「テレビを見ながら不信感しかないです」「そんな中、今も雨の中デモを続ける方々は本当にかっこいいと思います」。シンガー・ソングライターの久保田利伸さんは「殺さない、殺されない。この時代、この平和ルールを保持する国がどれだけ尊いものか」(7月22日)と発信しています。
8月も多忙な日々が続く。[徒然日記]
投稿日時:2015/08/03(月) 11:53
あっと言う間に、8月になってしまった。
最近は、ほぼ毎日、レポート書きの日々が続いているので、かなり、疲れてきた。
だから、今日1日は、休業です。
今月下旬からは、夏季の集中スクーリングがあり、6日間、大学へ行く。
科目は、中国語と研究演習。中国語は、7月に続いて、2回目となり、これをクリアすれば、2単位となり、第二外国語は、全部で4単位の卒業要件を満たすこととなる。
今週は、東京への旅行があり、2日ほど休養するが、残ったレポート書きは、サボれないので、頑張ろう。
2015/03/01~03/02「ハウステンボス」旅行[徒然日記]
投稿日時:2015/03/03(火) 14:31
長崎「ハウステンボス」へ1泊旅行。
旅行の目的は、「マスカレードショー」の観劇。
旅行記は、後日に。
旅行の前に見つけたユーチューブの「マスカレードショー」の動画
(その1) ハウステンボスマスカレードショー~2015(JAN10)
(その2) ハウステンボスマスカレードショー~2015(JAN19)
朝日新聞2014年11月08日朝刊「天声人語」から[徒然日記]
投稿日時:2014/11/13(木) 00:32
朝日新聞2014年11月08日朝刊「天声人語」からの転載
原発と人間の寓話
ある男が美しい妻と仲むつまじく幸福に暮らしていた。ところが、犬に脅かされて妻が狐(きつね)の正体をあらわす――。評論家の故加藤周一さんがかつて、本紙連載の「夕陽妄語(せきようもうご)」でこんな説話に触れていた。「嘘(うそ)について」と題した一編だ。
狐にだまされていたと知って男は驚く。しかし、だまされていたときの幸福を忘れられず、もう一度化けてくれと頼み、狐も応じる――。類似の民話は各地にあろう。
狐が化けていた妻を原発に置き換えてみたい。福島の事故で安全神話のまじないは解け、正体が露(あら)わになった。それなのに昔が忘れられず「もう一度化けてくれ」と頼み込む。人の心の機微を突く古い民話は、現代の寓話(ぐうわ)でもある。
鹿児島県の議会と知事が九州電力川内(せんだい)原発の再稼働に同意した。「地元の同意」を得て歯車は回りだす。経済優先の変わらぬ国政。動かすほど儲(もう)かるという電力会社の変わらぬ意識。地元経済の原発依存も変わらない。そうしたものが渦を巻いて、原発回帰へと日本を流していく。
住民の避難計画も大きな不安を抱えたままだ。理屈ばかりで役に立たない訓練を畳水練(たたみすいれん)と呼ぶ。畳の上の水泳訓練の意味だが、その「理屈」にあたる計画作りも、国は地元に任せ切った格好だ。
加藤さんの話に戻れば、もう一度化けた狐の妻と男は、その後幸せに暮らしたという。物語は美しく現実は厳しい。地震と火山の国の原発は、事あれば幾万の幸せをたちまち吹き消してしまう。福島から学んだ、つらい教訓である。
(2014年11月08日 朝刊)
次へ>> |